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AI画像認識を活用した新規事業(インテック様)

コンサルティング

AI画像認識を活用した新規事業(インテック様)

(左から 株式会社インテック  横山様、 森下様、 ワクコンサルティング 小杉)

インタビュー概要・ご参加者紹介

ご支援先:株式会社インテック様
テーマ :AI画像認識を活用した新規事業
インタビュー参加者
株式会社インテック 首都圏産業事業本部 事業企画部
           ハイエンドスペシャリスト 森下 栄治様
           ※山田 航希様 (当日欠席のため、談話のみ頂きました)
           横山 茂雄様

コンサルタント小杉 知司(こすぎ さとし)

「本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。今回は、皆様とご一緒させていただいている素晴らしい新規事業について、その歩みと私たちの支援がどのようにお役に立てたかをお伺いできればと思います。よろしくお願いします。」

1:事業にかける想いと、当初の課題について

「まず初めに、今回ご支援させていただいている『AI画像認識技術を活用した製造業向け新規事業』についてお伺いします。この事業を立ち上げようと思われたきっかけや、解決したかった現場の課題、そしてこの事業を通じてどのような未来を実現したいとお考えだったのか、その想いをお聞かせいただけますでしょうか。」

森下様:「『日本のモノづくりを、変化の激しい時代に合わせて進化させ、次世代に繋ぎたい』という強い危機感が全ての始まりでした。

製造業では、団塊の世代の退職に伴う技術継承の課題に加え、近年は市場ニーズの多様化による『多品種少量生産』へのシフトが加速しています。現場は目まぐるしく変わる生産環境に対応しなければならず、かつてのような『同じ製品を大量に作る中で技を覚える』というスタイルが通用しなくなっています。つまり、単にベテランの技を残すだけでなく、『多品種少量という複雑な環境下における、あるべき生産プロセスとは何か』を根本から再定義することが不可欠になっていたのです。

実は、当社の社内全体を見渡しても、こうした製造現場の泥臭く、かつ複雑な実情に精通した人間は決して多くありません。
しかし、本プロジェクトを担当した3名のメンバーには、過去に現場へのシステム導入に携わった経験がありました。彼らが肌で感じてきた『今の現場は、技術継承と生産プロセスの変化という二重の課題に苦しんでいる』という切実な実体験こそが、この企画の原動力です。

そこで私たちが着目したのが、当社が日本代表スポンサーとして支援している『トランポリン競技の動画分析技術』でした。トップアスリートの複雑な動きを解析するこの技術があれば、熟練工の技術だけでなく、変動する工程のボトルネックも可視化できるのではないかと考えたのです。
自分たちの経験と自社の技術を掛け合わせることで、現代のモノづくりが抱える難題に答えを出せると確信し、事業化を決意しました。

2:私たちをパートナーに選んでいただいた理由

「この素晴らしい新規事業は、以前は別のコンサルティング会社と進められていた時期があったと伺っております。大変差し支えなければ、当時どのような点に課題やもどかしさを感じていらっしゃいましたか? そして、数ある企業の中から、改めて私たちにご依頼いただけた決め手は何だったのでしょうか。」

森下様:「以前お付き合いしていたコンサルティング会社様も含め、複数のパートナーと議論を重ねましたが、御社にお願いした決め手は、圧倒的な『現場への解像度の高さ』と『独自の視点』でした。

AI画像認識を活用した新規事業(インテック様)

( 森下様 )

以前のパートナーは、より分析的なアプローチを取られていたと感じていますが、プロジェクトの進展に伴い、現場の細かな状況に即した支援が必要となりました。御社の経験と視点がそのニーズに合致し、大きな安心感を得ることができました。
私たちが取り組んでいるのは生産現場の最前線に関わる事業です。だからこそ、机上の空論ではなく、実際の工程設計や改善の痛みを肌で知っているパートナーでなければ務まりません。その点、御社には製造現場の真の課題に対する深い知見があり、『この人なら現場の言葉が通じる』という大きな安心感がありました。

特に印象に残っているのが、分析手法に関するアドバイスです。一般的な動画分析ツールやコンサルティングは、どうしても『単一作業の正味作業(実際に加工している時間など)』に目が行きがちです。しかし、御社からは『複数作業のバランスや、非正味作業(段取りや移動など)こそ見るべきだ』と指摘をいただきました。

『現場の実態に即した改善とは何か』を熟知していなければ出てこないその言葉を聞いた時、単なる現場改善だけでなく、経営的な視点も併せ持っていると感じました。

現場と経営、双方の視点でプロジェクトを牽引していただけると確信し、パートナーとして選ばせていただきました。」

3:チームの変化とプロジェクトの進化について

「私たちは、答えを提示するだけでなく、皆様自身が気づきを得て、プロジェクトを自ら推進していける『自走できるチーム』になることを目指してご支援しています。実際に私たちのコンサルティングが始まってから、プロジェクトの進め方やチームの雰囲気、メンバーの皆様の意識に、どのような変化がありましたか? 例えば、『あの時の議論がターニングポイントになった』『こんな風に自分たちで考え、動けるようになった』といった具体的なエピソードがあれば、ぜひお聞かせください。」

AI画像認識を活用した新規事業(インテック様)

( 横山様 )

山田様:「一番大きな変化は、『誰に、何を、どう伝えるか』という、プロジェクトを推進するための"視座"が変わったことです。

以前の私たちは、新規事業の立ち上げにおいて、どうしてもロジックや数字の積み上げだけで正当性を証明しようとしていました。しかし、不確実性の高い新規事業では、実績値がないため数字だけでは限界があります。そこで壁にぶつかっていた私たちに、気づきを与えてくれたのが御社でした。

御社との議論を通じて、『素晴らしい技術がある』ということ以上に、『誰に納得してもらい、誰に賛同してもらう必要があるのか』、そして『経営層にGoサインを出してもらうためには、どのような順序で情報を積み上げるべきか』という、戦略的な視点を教えて頂いた気がします。

また、単に答えを教わるのではなく、コンセプト作りやユーザー課題の深掘りを一緒に議論し続けたことで、今では私たち自身の手でビジネスモデルを描けるまでになりました。

『コンサルタントにお任せ』ではなく、自分たちで考え、経営層を巻き込みながら前に進む——。文字通り『自走できるチーム』へと進化できたのは、御社の伴走支援があったからこそだと実感しています。

4:今後の展望と私たちへの期待

「この事業の今後の展望についてお聞かせください。これから事業をさらに成長させていく上で、パートナーとして、私たちにどのような役割や支援を期待されますか? ぜひ、皆様が描く未来の実現を、今後もご一緒させていただければと思います。」

森下様:「嬉しいことに、私たちが議論を重ねて作り上げたコンセプトは、間違いではなかったと確信しています。

実際にターゲットとなるお客様にお話しすると、コンセプトへの賛同だけでなく、『ぜひ、やれるところからすぐにでも始めたい』という、前のめりな 回答をいただけています。現場のニーズを的確に捉えられている証拠だと感じています。
今後は、この取り組みに共感してくださるお客様の輪をさらに広げていきたいですね。単なるツールの導入で終わらせるのではなく、日本の製造業が抱える『多品種少量生産への変化対応』、そして『技術継承』という社会課題の解決に貢献できるサービスへと育てていくつもりです。

そのためにも、まずは早期に実績を積み上げ、自社の経営層にもその価値をしっかりと伝えていきます。私たちの取り組みをより広く社会に届けるための発信や、構想を現実に落とし込むための具体的なサポートなど、事業を成功させるための伴走パートナーとして、今後もお力をお借りしたいと考えています。」

5:新規事業を志す方へのメッセージ

「最後に、ぜひお伺いしたいことがあります。
恐らく今、日本中には、かつての皆様と同じように『新しい事業を何とか軌道に乗せたい』と奮闘している方や、『外部の力を借りたいが、どんなパートナーを選べば良いのか』と悩んでいるプロジェクトリーダーの方がたくさんいらっしゃると思います。
もし、そうした方々へ、皆様のこれまでのご経験を踏まえて先輩としてアドバイスを送るとしたら、どのようなメッセージを伝えたいですか?」

森下様:「私自身の経験からお伝えできるのは、『新規事業は一人では戦えない』ということです。
不確実性が高く、試行錯誤の連続である新規事業において、チーム全員が目標を共有し、一丸となって進むことは大前提です。しかし、それだけでは越えられない壁もあります。特に、自社の経営層を納得させ、意思決定を引き出すことは、多くのリーダーにとって最大のハードルになるはずです。

だからこそ、外部の力を借りることを恐れないでください。

ただし、パートナー選びは慎重に行うべきです。単に綺麗な資料を作る会社ではなく、自社の課題を自分事として深く理解し、泥臭い現場の実情まで踏み込んでくれる、信頼できるパートナーを見極めてほしいと思います。 内外の協力を得ながら、事業の価値を粘り強く問い続ける『強い意志』さえあれば、道は必ず開けます。
もし今、壁にぶつかっているのなら、まずは信頼できる専門家に相談してみるのも一つの突破口になるはずです。失敗を恐れず、柔軟に挑戦を続けて、ぜひ皆様の事業を軌道に乗せてください。」

「本日は貴重なお時間をありがとうございました。」

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