
鱠谷 佳和Yoshikazu Namasuya
ディレクターコンサルタント

得意な業務
- 組織・人事・人材育成
- 品質管理・品質保証
- 購買管理
- グローバルSCM
- 生産技術・工程管理
得意な業界
- 情報通信
- 電気・電子
- 精密機械
- 産業機械
- 自動車・自動車部品
- 半導体
- 取得資格・免許等
- 日本品質管理学会より品質管理推進功労賞受賞 2017年
- 著書「調達品の品質確保」日科技連出版社 2020年出版 2021年日経品質管理文献賞受賞
- 日本品質管理学会フェロー
経歴
- 1979年 大阪大学工学部応用物理学科卒業 株式会社村田製作所入社。
本社品質管理部にて、検査、QC診断企画、顧客クレーム削減推進に取り組む。 - 1981年〜1983年 社内第一回海外研修制度で、米国ジョージア州ロックマート及びカナダオンタリオ州トレントンの工場で、検査の合理化、工程歩留まり改善、QCサークル活動支援、とともにMIL規格に基づく検査・試験制度の学習・実習を行う。
- 1983年〜1986年 本社品質管理部にて、海外顧客監査対応、各種社内規定作成などを行う。
またQC診断では事務局として取締役品質管理部長を補佐し、国内・海外の関係会社の診断を行い、全社統一の規定の考え方やそれに基づくシステムを導入するとともに、現場の意見を吸収し全社の仕組みへ反映する取り組みを実施した。 - 1986年〜1995年 株式会社小松村田製作所へ出向。ハイブリッドICやVCOといった電子部品、モジュールの製造現場で、品質管理係長として、顧客クレーム対応、顧客監査対応、設計品質改善活動、工程異常対応、などを行う。また製造技術課長として、新製品立ち上げ、歩留まり改善、生産性向上などに取り組む。
- 1995年〜2002年 本社品質管理部 試験・計測課課長として、計測管理、環境試験、信頼性試験のオペレーションとともに、JCSS制度に基づく新しい計測トレーサビリティ確立や信頼性試験法・加速試験法の開発に従事。特に電子部品の故障解析技術向上及び体制確立に注力した。
- 2002年〜2008年 本社品質管理部部長となり村田製作所グループ全社の品質保証統括として、社内体制の整備とともに、顧客対応に注力した。
- 2008年〜2014年 本社生産本部資材部長として、調達関連の戦略、そのための組織再編に取り組むとともに、村田製作所全社で始めた「組織風土改革」の一員として活動。部内では特に部員の人材育成に取り組む。
- 2014年〜2018年 執行役員生産本部SCM統括部長として、調達に加えて、生産管理統制機能、物流統制機能も統括、また2015年からは情報システム統括部も兼務し、システム統合プロジェクトを推進。管理職育成に努めた。
- 2018年 株式会社村田製作所常勤顧問兼株式会社村田栄興代表取締役社長となり、パートを中心とした組織の風土改革及び人材育成および障碍者雇用に注力。
- 2020年 株式会社村田製作所退任
コンサルティング分野
1.品質管理・品質保証に関する支援
- 製造業における品質管理体制構築支援
- 生産工程での品質管理体制改善
- 問題解決手順、考え方研修
- 各種品質管理手法研修
- 現場とスタッフが一体となった改善活動の支援
2.購買・調達に関する支援
- 調達戦略・購買政策立案支援
- 仕入先認定に関する支援(特に品質保証の視点から)
- サプライチェーンのBCP対応支援
3.人材育成・風土改革
- 中堅~部課長の仕事における基本能力向上研修・個別支援
- リーダーシップ、マネジメント能力向上研修・個別支援
- 組織風土改革支援、経営品質向上支援
コンサルティング実績
- 一般財団法人日本科学技術連盟における下記セミナー講師
- 品質管理ベーシックコースでの「購入と外注の管理」「工程の設計と管理」「問題解決法」
「トラブル予測と未然防止」「班別研究」等 - 品質管理入門コース
- 調達品の品質確保セミナー
- 仕事品質向上セミナー
- 中小製造企業における、品質管理教育、問題解決手順・考え方研修
- 中小製造企業における、人材育成、風土改革研修、個別支援